【全世界株式 VS 米国株式】どっちを選ぶ? 2021年版

株投資

本記事ではつみたてNISAにおいて注目を集めている

全世界株式と米国株式を比較していき、どう選ぶのが良いのかについて考えていきます。

読者
読者

最近米国株式の話題がよく出てるからそっちの方がいいんじゃない?

わたし
わたし

最近はeMAXISSlim米国株式(S&P500)が有名だね。

もちろんとても良い株式だけど、他と比べて何が良いのかを探っていこう!

また、こちらの記事で全世界株式と米国株式をそれぞれ分けて、

おすすめの銘柄を紹介しています。興味がある方は勉強してみましょう!

全世界株式と米国株式のどちらがいい?

では本題に入っていきましょう。

最近非常に話題のあるファンドである全世界株式と米国株式ですが

比較してどのような違いがあるのか見ていきましょう。

下のグラフは全世界株式と米国株式のチャート比較です。

このチャートから、米国株式の増加率が大きいことが分かります。

これは現在も同様なチャートになっています。

ここから判断するとしたら、米国株式1本勝ちになりますね。

さらに10年のうち、8年間は米国株式の方が全世界株式よりもリターンが大きい結果も出ています。

10年を振り返ると米国株は3.5倍、全世界株は2.1倍となっており、

米国株の圧勝と見ることができますね。

ここで考えられるのは、

過去のデータから今後も米国株のリードを考え、米国株を選択する

米国株の失速を読み、全世界株式を選択する

の二つだと思います。ここを深掘りしていこうと思います。

米国株の主張

では初めに、米国株を選ぶメリットについて考えていきます。

1.データとして大きな成長を遂げている結果がある

2.全世界株には、成長率の低い国も含んでいる

3.新興国の成長も米国株で取り込める

4.全世界株に投資すると、余計なリスクを背負うことになる

5.世界分散はリスク低減にはつながらない

一つづつ見て行きましょう。

1.データとして大きな成長を遂げている結果がある

こちらは初めに記載したグラフから読み取ることができますね。

実際に米国株は高い成長が見られ、大会社も数多く存在します。

誰に聞いても知っている企業ばかりで、そこに投資する安心感というものがありますね。

2.全世界株には、成長率の低い国も含んでいる

ご存知の方も多いと思いますが、アメリカは世界最大の経済大国です。

中国に追いつかれつつありますが、GDPも堂々の世界第一位です。

そんなアメリカ以外に投資する必要があるのかという意見ですね。

さらにアメリカは株主制度が重要視されており、株価を上げる自社株買いも頻繁に行われています。

有名なS&P500も自社株買いを行なっており、過去のデータからも信頼性の高さが窺えます。

3.新興国の成長も米国株で取り込める

今後大きな成長が見込まれる新興国ですが、

米国株はこの新興国の成長も取り込むことができると考えられます。

米国株の大企業は、ご存知の通りほとんどが大企業です。

そのような大企業は新興国でも既にビジネスを開始しており

今後新興国が成長することが大企業の成長にもつながるというわけです。

4.全世界株に投資すると、余計なリスクを背負うことになる

現在の経済主要大国のアメリカ以外に投資をするということは、

追加のリスクとコストを消費するという考え方ができます。

やはり余分な運用コストもかかりますし、株に関しての法制度が未熟な国に投資をする

というリスクもあります。

本当に良いリターンを得るために必要なコストなのか疑問を抱える人がいるということですね。

5.世界分散はリスク低減にはつながらない

感覚的に、世界全体に投資した方がリスク低減につながるような気がしますよね。

ここで過去10年間の米国株と世界株の標準偏差を見てみましょう。

標準偏差は、株式におけるリスクの高さを表しています。

過去10年間の米国株の標準偏差は13.22 %全世界株13.94 %でした。

数字が高い方がリスクが高いということなので、

むしろ全世界株の方がリスクが高いという結果になっています。

また20年、30年と遡ってもリスクの高さは両者に大きな違いはないというデータが残っています。

意外と思う方も多いと思いますが、

全世界に分けて投資してもリスク軽減に大きい影響は見られなかったということですね。

全世界株の主張

もちろん、ここ10年の結果は米国株が圧倒していることは確かです。

しかし全世界株派の人が何も言い返せないというわけではありません。

次に全世界株を選ぶメリットについてみて行きましょう。

1.米国が一強の時代が続くとは限らない

2.米国株には暗黒の時代が存在した

3.インデックス投資の生みの親は全世界株派

1.米国が一強の時代が続くとは限らない

現在の状況を見ると、米国が衰えるというような未来は見えづらいですよね。

ですが過去の歴史として一つの国が永久に繁栄したことはありません。

下のグラフは過去100年間の株式時価総額です。

例えば1900年にはイギリスが最も株式を占めていました。

さらにバブル期では日本が急成長を遂げ、アメリカと肩を並べるほどでした。

その時代では日本の株を買うことが当たり前だったと考えられます。

さらにGDPで見ると、中国がアメリカを抜かすのは時間の問題であると考えられており

米国がいつまでも世界のトップを走ることができるのか という疑問も残りますね。

つまり、わざわざトップがどこになるかという予想をする必要がない全世界株式に投資するべきという主張になります。

実際に、VTのような時価総額荷重型ファンドに投資をしておけば

強い国に多く投資して、弱い国に少なく投資することもできます。

「世界」というのは必ず成長していくため、全世界に投資をしておけば間違いないというわけです。

2.米国株には暗黒の時代が存在した

現在一強のような米国株ですが、細かく分けると株価が暴落している時期もありました。

下記のグラフをご覧ください。

株価が上がったり下がったりすることを、ボックス相場と言いますがまさにこの状態です。

基本的に投資家は最近伸びている株式を評価する傾向にあります。

そのため現在伸びている株式を評価する傾向にありますが、米国株にはこのような過去が存在することも事実です。

このようなことがまた起こる可能性があるという主張ですね。

実際に、値下がりし続ける株を保有するのは難しいことですよね。

いつか米国株を狼狽売りをする人を見て、「だから全世界株にも投資しておくべきだった

と言われる日が来る可能性もないとは言えませんね。

3.インデックス投資の生みの親は全世界株派

つみたてNISAなど今や誰でも投資を始めることができる時代になっていますね。

そんなインデックス投資を知り尽くしている生みの親は、全世界株派です。

この理由は、全世界株への分散投資が論理的に正しい方法だからです。

ノーベル経済学賞を受賞した「現代ポートフォリオ理論」を参考にすると

1.市場全体に投資せよ

2.リスク資産と無リスク資産の比率を調整せよ

と述べられています。

つまりリスク資産(株投資)と無リスク資産(円預金)の比率をしっかりと調整することができれば

お金に関して頭を悩ませる必要がないということです。

高リスク高リターンを求める方は 株投資 : 円預金 = 8 : 2 で

低リスク低リターンを求める方は 株投資 : 円預金 = 3 : 7 

くらいの比率を選択することが正解というわけです。

これが世界経済がどう進んでもお金が増えていき、手間も決断力も問われない

永遠に戦える投資手法

というわけです。

その中で、全世界株を選んでおけば

GAFAMのような企業が含まれ中国やインドの企業が成長すれば投資対象に入り

その他の衰退企業は自動的に投資対象から外れてくるため、

世界経済の成長を取りこぼすことなく恩恵を得ることができるということなんです。

まとめ

ここまで米国株派と全世界株派の主張に分けて説明してきました。

どちらのメリットも紹介したため逆に悩ましくなってしまったかもしれませんね。

ただ両者の違いを分かっていることは非常に重要です。

実際に状況を見て、自分でリアルタイムに判断できることが理想像ですからね。

また、結論としてどちらを選択するべきかをあえて述べるとしたら

初心者には全世界株派を選択するのが良いかと思われます。

世界経済の発展がそのまま株価に現れるため、失敗する確率がほとんどありません。

長期投資を見据えるなら世界経済から始めてみるのはいかがでしょうか。

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